食と癒しの関係性を追求する旅 2

食と癒しの関係性を追求する旅 1からお読みください。

夕方5時半をまわり、
そろそろお食事が並び始めます。
まだ出てくるの?まだ出るの?
と次々と美しい色のお料理が運ばれて
食卓があざやかに彩られていきました。



「はじめての方も、前から知ってる方も、
ここに集まるということは不思議なご縁があると思います。
出会いに感謝していただきましょう。いただきます」
初女先生が立たれてお食事の前の祈りの言葉をおっしゃいました。

「いただきます」(全員)
そして、静かに食事がはじまりました。

「みなさん、おとなしいわね〜」

初女先生が心配するくらい、
静かな食事時間でした。
でも、みんな、それぞれに、自分自身や食材と会話していたのだと思います。
響くのは、
パリパリという漬け物をかみしめる音。
シャキシャキというこごみの金ごま和えを味わう音。
「おいしい。おいしい」と思わずこぼれる声。

お料理は、やわらかい優しい味もあれば
しっかりとした甘辛味もあり
メリハリのある味付けです。

やわらかいもの
歯ごたえのあるもの
よくかませるもの
ふっくらとしているもの
ほくほくのもの
食感もいろいろです。


田舎料理や家庭料理は
食卓がお醤油で茶色になりがと思っていましたが、
そうではない調理法もあるものだと深く感動しました。
素材の味をいかし
素材の色をいかして調味するとはこういうことだったのか……。

にんじんのオレンジも
ほうれん草の緑も
菊花のやわらかな黄色も
みんなピカピカに輝いていました。

煮物の汁は
素材にちょうどよくからみ
しゃばしゃばと水っぽくないのが印象的でした。
(むだのない料理ってこういうことなのですね…)

どれを食べても、料理が生きてました。
(多分、こんな表現をしたことははじめてです)
気をそらすことがもったいないくらい
そんな食べ方をしたら申し訳ないくらい
真剣にむきあって料理をいただきました。
自然と姿勢ものびました。

食と癒しの関係性を追求する旅 3に続く。

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