森さんのスポーツ栄養学 * 第6回

2008/01/05

■ 身体づくり「血」 ■

春になりました。
これからシーズンがはじまるスポーツも多いのではないでしょうか?
どういったスポーツにとってもカラダ(身体)が資本です。 身体の中でも「血」「骨」「肉」は重要です。動きを作用する「骨」「肉」、これらに栄養を送る 「血」、どれが欠けても成り立ちません、バランスです。
今回は「骨」「肉」に栄養を送る「血」について書きたいと思います。

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●貧血

血液は、摂取した酸素や栄養素を血管を通して身体の隅々まで運ぶ働きをします。血液中の赤血球の成分(ヘモグロビン)が何らかの原因で生産が不充分になったり、赤血球を壊してしまったり、激しいトレーニングをするスポーツ選手にはあるのです。こういったことにより、このヘモグロビンの量が少ないのが『貧血』という状態です。
『貧血』はヘモグロビンの成分である鉄の不足と関係があります。

 

●スポーツ選手特有の原因

貧血の原因は、鉄の摂取不足な習慣に加え、物理的衝撃によって赤血球が破壊されたり、汗などで排出される為、またスポーツ選手は血液量の増加などから一般人よりも鉄が多く必要な為に貧血になることがあります。コレが激しいトレーニングをする『スポーツ選手に特有の原因』です。

 

●鉄摂取習慣

貧血症状を避けるためには、『鉄摂取習慣』をつけることです。
鉄が含まれている食品として大豆・レバー・卵・しじみ・あさり・のり・ゴマ・ひじき・切干大根・凍り豆腐・ほうれん草などがあります。それに加え、鉄の吸収を良くするビタミンCを含んだ食品(果物など)や動物性食品(肉・魚)を意識して摂るようにします。

いつもの食事に、『ひじき煮』『切干大根の煮物』『凍り豆腐煮』『ほうれん草の胡麻和え』などを加えたり、ゴマが合う料理にはゴマを振る習慣をつけるのも良いでしょう。 貧血だから一時的に鉄成分だけを摂れば良いというのではありません。上記した食品を摂る習慣をつけることが大切なのです。コレが毎日のコンディショニングです。

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●最高のパフォーマンス

『貧血』が症状に出てからでは遅いのです。症状が出てからでは、身体が通常状態に戻るまで多くの時間がかかり、充分なトレーニングはできなくなります。そうなれば自身の『最高のパフォーマンス』は発揮できないでしょう。

『スポーツ選手特有の原因』があるからこそ、スポーツ選手は特に『鉄摂取習慣』を身につける必要があります。

 

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